恋愛で傷ついた経験をしたばかりの@ぽんです。
私はホロスコープでネイタルの金星が4ハウス牡牛座にあり、キロン(カイロンとも呼ばれる)とオーブ2度以内のコンジャンクションです。
金星と言えば恋愛のイメージが真っ先に浮かぶんですが、トラウマや傷を表すキロンとくっついているとどうなるのか?
恋愛で傷ついた体験から金星キロン合が気になったので、ネイタルに金星キロン合のアスペクトを持つ場合の影響と、金星キロン合の相性を調べてみました。
キロン(カイロン)とは
私が初めて買った占星術の本、鏡リュウジ先生は「占星術の教科書I 自分を知る編」の中で
キロン(カイロン)は傷ついた癒し手
という表現をしています。
自分の痛みを知り、痛みと向き合うことで、自分または他者を癒していくことができる。
だからセラピストなど患者さんの痛みを理解して、癒してあげることができる人は、キロンが目立つ配置を持っていたりするそう。
ネイタルのどのハウスにキロンがあるのか、キロンのアスペクトはどうか、を知ることによって、自分の過去の傷やトラウマ、そして癒し方を知ることができるのだそうです。
鏡リュウジ先生の「占星術の教科書I 自分を知る編」では、キロンとハウスの組み合わせによる解釈(傷の内容や癒し方)が書かれています。
金星キロン合の傾向
私は恋愛やお金、芸術を表す金星に傷を意味するキロンがコンジャンクションするとどうなるのか。
容姿にコンプレックスがあるなど女性性が傷ついていたり、恋愛で傷つく体験をする、恋愛に積極的になれないなどの傾向が出るそうです。
そして感受性が豊かといういい面もあるみたいです。
支配星の牡牛座に金星があり、その金星とキロンがオーブ2度以内のコンジャンクションのアスペクトを持つ私。実感としては全部当たってるような気がする...。
恋愛で傷つく体験をする→したばかり
恋愛に積極的になれない→昔から割とそう
感受性が豊か→よく言えばそうだけど悪く言えばかなり傷つきやすい
出生の時点で恋愛で傷つくことが決まっていたのならば、今このタイミングではなくてもっと早く金星キロン合の洗礼を受けていたかったと思ったのでありました。
私の場合は金星を頂点としたヨード(ヨッドYOD)があるので、なおのこと金星が宿命的なポイントになってるのかもしれないです。
人を愛せないキロン?
金星キロン合のアスペクトの影響で、愛することを恐れるあまり人を愛せない場合もあるそうです。
または逆に愛のない恋愛を繰り返してしまうというように出てしまうこともあるのだそうな。
私は後者の可能性はない。前者だとすると、私はお相手をきちんと愛せてなかったのかな...。
ただ、このキロンは
傷つく体験をすることで、今度は人を愛せるような存在にもなっていける
だそうです。傷つく体験によって自分自身の癒し方を知り、それを癒し系の職業(カウンセラーなど)に活かすこともできるのだそうです。
金星とキロンの相性
キロンは動きがそんなに早くないので、ネイタルで金星キロン合がある場合、誕生日が近い人とのシナストリー(相性のホロスコープ)では金星とキロンがコンジャンクションします。
ネイタル金星キロン合の考え方を踏襲すると、お相手のキロンに自分の金星が合になる場合は、キロン側の傷やトラウマを金星側の人が癒してあげられる相性になりそう。
ただし、キロン側に金星側が傷つけられる相性、とも読めそうです。
自分のキロンにお相手の金星が合になる場合の相性は、金星を持つお相手に自分のキロンを癒してもらうことができたり、金星のおかげで自分のトラウマを気にしないで済むような相手になりそう。
ただし、キロンは相手を傷つけてしまう恐れもあるので、シナストリーで金星合ができる場合は、キロン側が相手を傷つけないように気をつけないといけないと思います。
私のようにネイタル金星キロン合の場合は、シナストリーで金星とアスペクトができる天体=キロンとアスペクトができる天体になります。
自分の金星と相手の天体がハードアスペクト=キロンともハードアスペクトになるので、注意が必要に思います。キロンが相手を傷つける相性になってしまう可能性はあるかなと。
金星キロン合を癒しに変える
なかなかキロンのアスペクトの解釈は難しいですね。キロンについて詳しく説明しているブログや本があったらぜひ教えてください。
今回のあまりにも傷ついた恋愛体験は、キロンによる心の傷も関係していたのかもしれません。
キロンの癒し方も少しずつ身につけていけたら...。