Twitterでシェアされていたサイトでホロスコープを出したら、自分がヨッド（YOD ヨード）持ちだということがわかりました。
今まで何度も自分のネイタルを見ていたはずなのに今頃気づくとは...という感じですが、今までホロスコープを見ていてピンと来ていませんでした。
ヨッド（ヨード）には宿命的な意味があるとか、才能を活かせるとか、マイナスプラスどちらの影響もあるようです。芸能人では米津玄師さんがこのアスペクトを持っているそうですね。
今回はホロスコープのヨッド（YOD ヨード）の読み方と影響について考えてみたいと思います。
ヨッド（ヨード）とは
ヨッド（ヨード）とは、セクスタイルを作る2個の天体に対して150度（インコンジャンクト）に3つ目の天体があり、Y字の二等辺三角形を作る複合アスペクトを言います。
冥王星と海王星のセクスタイルは長い間の世代アスペクトになっていたので、この2つの150度に天体がある場合はヨッドができます。
ヨッドの影響
ホロスコープにヨッド（ヨード）があると、プラスの影響とマイナスの影響、どちらも発生すると考えられます。150度なので葛藤が強く、一筋縄ではいかないことは想像できます。
ルル・ラブア先生の「占星学 新装版」には「宿命のアスペクト」という表現が使われています。
神の手にとらえられたように逃れることが困難なため、非常に不吉な座相のように考えられていますが、必ずしもそうばかりとは言えません。
「神の手や神の指のアスペクト」とも言われるのは、手や指に捉えられて動けない、逃げられないという宿命的な意味合いがあるからです。
小曽根秋男先生の「新版Stargazerで体験するパソコン占星学」は、このような表現がありました。
3つの感受点を宿命的に連結して、ほかの働きができないようにしてしまうと考えられています。
1つの天体に対して2つの天体で150度を作って綱引きさせることで、ヨッド（ヨード）の事柄を実践しなくてはいけなくなるということですかね。
ポチップ
宿命=逃れられない=立ち向かわなければいけないアスペクトのようですが、才能という形でプラスに働くこともあるようです。
ヨードは何らかの天才的な才能を与える座相ですが、人生でいったん手をつけた事柄を変更しにくいとされます。ヨードの座相で示される職業は、生涯、本人が従事する天職となる可能性が高くなります。
占星学 新装版
ヨッドは、専門分野以外では無能ですが、限られた分野では非常に発達するのです。
完全マスター西洋占星術
米津玄師さんのヨッド（ヨード）は音楽的な才能で発揮されているのでしょうね。まさに天職と言えそうです。
ヨッドの読み方
ヨッド（ヨード）ではセクスタイルを作る2つの天体の意味を考え、その目的を達成するために150度となっている3つ目の天体が葛藤を感じながら働くという読み方をするそうです。
私のネイタルのヨッドは金星・キロン合を頂点とし、150度の位置に木星・冥王星合、もう1つの150度の位置に海王星があって、木星・冥王星合と海王星がセクスタイルになっています。冥王星と海王星のセクスタイルは世代アスペクトです。
冥王星と海王星のセクスタイルは精神世界やスピリチュアルな意味合い。冥王星に対して広げる木星が合なので、それがより顕著に出る可能性がある。
金星（お金、恋愛、芸術）は精神世界やスピリチュアルな環境で働くことになるので、芸術で活かせるとファンタジーな作品に繋がりそう。
ただしそれを達成するためには、インコンジャンクト（150度）の綱引きを体験しなければならない。
恋愛だと妄想癖とか？（妄想癖がとてもあるのでわかる）冥王星と海王星にお金が絡むのは良くなさそうです。
金星にキロンが合なので、金星を扱うことにトラウマやコンプレックスがある可能性。これも自分自身がとても感じることです。
ただでさえ150度ですんなりいかないのに、トラウマやコンプレックスによって実現に後ろ向きになりそうな配置。
ヨッド（ヨード）まとめ
ヨッド（ヨード）では頂点になる天体をうまく扱うことが必要みたいですね。
私の場合は金星。私のネイタルの金星はアスペクトが多く、崩れたミスティックレクタングルにも入っています。
ルーラーサインの牡牛座にあって、ファイナルディスポジターでも多くの天体のツリーの最後が金星になったので、自分のホロスコープでは金星の影響が強いのかもしれないと改めて思いました。
複合アスペクトの2つに絡んでいるなら、いよいよ見逃せなさそうです。金星にキロンが合で傷ついてるのが、厄介な気がする。
ヨッド（ヨード）の頂点の金星にどのように向き合えばいいのか、宿命ってなんなのと今はピンとこないけど何かわかったらまた書きます。
