今トランジットの冥王星が私の山羊座23度にあるアセンダントを通過中。
これから蟹座の29度にあるネイタル月とのオポジションがタイトになっていきます。
2020年は人生で最悪なことが起こった年でした。そして、その最悪な事態による精神的ショックは現在も続いています。
最悪なできごととは平たく言うと「失恋」なんですが、普通の失恋ではなかったので、ものすごく引きずって生きるのも精一杯な辛い状況です。
冥王星の「破壊と再生」の破壊の部分をまさに体験しています。
冥王星のアセンダント通過、n月とのオポジションはどちらも厳しそうな配置。どうなってしまうんでしょう。
冥王星のトランジットが続く時
占星術のことなんてほとんど知らなかった2020年、私のアセンダント(ASC)は人知れず冥王星のアタックを受けていました。
2020年12月、3回目のタイトなコンジャンクションが起こる少し前、前代未聞の信じられないできごとが起こり、一気にどん底に突き落とされました。
信じていた人、住む場所、仕事など、たくさんのものを失いました。食べられなくなって、体重が落ちました。そして、好きだったものにも興味がなくなってしまいました。
「破壊と再生」の冥王星は根こそぎ持っていくとか0か100かと言われていますが、ゼロというかむしろマイナス、これまでのアイデンティティが崩壊。
なんで何もないのに生きてるんだろう、と毎日死なないようにしているだけという感じです。
現在まだオーブ3度以内でアセンダントに冥王星がコンジャンクションなんですが、これがオーブ外れてくる来年には今度はネイタル月にトランジット冥王星がオポジション(180度)になります。
月に冥王星が関わってくると、極端な感情体験をしやすくなると言われているそうで...。
すでに極端な感情体験したんですけど?さらに攻撃受けるの?と怖がっていたのですが。
このように連続でトランジット冥王星と角度を取る時は、最初の攻撃を受けた後は回復期だったりもするそうなのです。
つまり、ネイタル月へのトランジット冥王星がオポジションがタイトになる時は、冥王星の「破壊と再生」の「再生」の部分に当たってくるということもあるのだそう。
そうであってほしい、いやそうでなければ死んでしまう。また冥王星の攻撃を受けたら、もう再生できなくなってしまいそう。
n冥王星t冥王星スクエアもある
ちなみに「中年の危機」と呼ばれるネイタル冥王星とトランジット冥王星のスクエアも現在真っ只中です。
ネイタル冥王星とトランジット冥王星のスクエアは、アラフォー世代はみんなが経験する星の配置。同時にネイタル海王星とトランジット海王星のスクエアもやってきています。
ただ「中年の危機」はこの年齢になればみんな体験することなので、影響がどの程度あるのかは不明。
年齢的には自分の人生を見つめ直す時だし、仕事や健康でストレスも抱えやすい時期かと思います。
だから、今回の谷底に突き落とされるような「破壊と再生」の破壊、いやむしろ破壊よりもさらにマイナスなできごとは、アセンダントに冥王星がコンジャンクションの影響が強いのかなと思っています。
冥王星の執着心
現在トランジット冥王星の影響を受けまくっている実感としては、とにかく執着がすごいということ。
いつもならやり過ごすできごとかもしれないのですが、とにかく執着して頭から離れない。忘れられない。現実を受け入れることができない。
そして何も手につかない。
そんな執着している自分にも嫌気がさすけど、なかなか執着から逃れられない。もはや執着なのか悲しみなのか恨みなのか、自分でもよくわからない。
冥王星の体験はトラウマにもなったりするそうですが、このままだと間違いなくトラウマになるだろうし、人生において最もショッキングな体験であることは間違いなさそうです。
冥王星は軌道修正の星?
「冥王星のアタックは実は心の奥底で望んでいたできごとが起きる」なんて言われたりするそうですが、とにかく恐ろしいの一言です。
自分がこの状況を望んでいたとはとても思えない。のほほんと暮らしていたのに突然引きずり下ろされた、そんな感じです。
まさに「破壊と再生」いや「破壊」しか体験していません。
また、今までの生き方が悪かったから「人生の軌道修正をしてくれる」とも言われていますが、自分の生き方のどこが悪かったのか...やりたいことに邁進していた最中にへし折られた気分もあります。
この冥王星の破壊が、執着がいつまで続くのか。アセンダントに冥王星合のオーブが離れる来年までなのか、ネイタル月にトランジット冥王星オポジションの間も辛いのか。
トランジット冥王星が来ている時は、ジタバタしたり抵抗したりしない方がいいとも聞きました。もう何もしてないです。何もなくなっちゃったから。
お願いだから、もう冥王星の執着から解放してほしい。。。
【関連記事】月トランジット土星のオポジションで体験した喪失感