いつからかTwitterで「月欠損」の話を多く見かけるようになりました。
それまで「月欠損」のことを全く知らなかったので調べてみると、占星術家のマドモアゼル・愛さんが提唱している説だとのこと。
簡単に言うと
月は幻想の星であり、その人に欠損している部分を表している
というものです。
月は7歳までの幼少期の能力でそこから成長していないから、月に能力があると考えると幻想で人生を終えてしまうよというなかなかインパクトのある内容です。
マドモアゼル・愛先生は月欠損に関して「月の教科書」という本を出されています。
巷を騒がせている月欠損説が気になったのと、私は太陽と月が蟹座で同じ星座なので、その場合の考え方を知るために「月の教科書」を読みました。5月5日までKindleが30%OFFで910円だったので!
ここからは「月の教科書」を読んで思ったことです。
月欠損説の率直な感想
「月の教科書」を読む前にマドモアゼル・愛先生のブログやYouTubeを拝見して、月欠損説はある意味当たっている部分があるかもと思っていました。
実際に「月の教科書」を読んで、星座ごとの欠損している部分(能力がない部分)については心当たりがあります。
私の場合は月が蟹座なので、実は母性本能がない、子供の気持ちを考えてあげることができないなど、家庭向きでないような記述は悲しかったですが、そうかもなと思う部分もあります。
月星座の特徴を見て「あれ?自分当てはまらないな」と思う人は、月欠損説を知ると「だからか!」と腑に落ちる部分もあるかと思います。
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太陽と月が同じサインの場合の解釈
月欠損説ではざっくり言うと、月は幻想でその人にない能力であるから、月ではなく太陽を生きた方がいいと言われています。
私は月が蟹座で太陽も蟹座。月ではなくて太陽を活かすと言っても、太陽月が同じサインの場合はどうなるの?と思いました。私のように太陽月が同じ星座だったり、新月生まれの人はそう思うのではないでしょうか。
「月の教科書」では太陽と月が同じサインの場合の解釈について記述がありますが、ボヤッとしていて実はよくわかりませんでした。
太陽と月が同じサインの場合、一度挫折するらしいということはわかりました。
ただ事例や詳細な説明がないので、いまいちピンとこないんですよね。
月の欠損に関しては「月の教科書」に事例がいくつか記載されていて、「なるほどそうかもね」と思う部分があります。
それに比べると太陽月が同じサインの場合の解釈は事例がないからわからないのか、だいぶ薄く感じました。太陽を目指すということは月欠損説においては共通しているのだと思いますが。
好みのファッションが全然違う
「月の教科書」では月星座が表す性格だけでなく、好みのファッションについての記述もありますが、これは全く当たってなかったです。
月蟹座の場合はレースやフリルなどを好むが、本来は反対側にある山羊座を象徴するような機能的な洋服が似合うと書かれていました。
まず、レースやフリルは特に好きではないし着ないです。かと言って、機能的な洋服や事務的な服を着るかと言うと、着ないです。
私が好きな洋服はエスニックや個性的な服。たぶん12星座で言ったら水瓶座的な洋服かな?
なので、ファッションの好みと月星座の解釈は全然当たってないかもと思いました。
ちなみに私は水瓶座に主要天体はありません。ファッションの好みを表しそうな金星は牡牛座4ハウス。天王星とオポジションなので、個性的な服が好きなのはここかな?
占星術の視野を広げるために読む
月欠損説は興味深い部分もあり、心当たりもあります。
ただ、太陽月が同じサインだとどうしてもモヤっとしてしまうというか...月の星座は能力がないと言いつつも、結局太陽を生きるなら月と同じ星座を生きるんだよね?と思ってしまい、納得感が薄れます。
それと、なんとなく女性読者を想定した本なのかなと思いました。私の月が蟹座だから余計気になっただけかもしれないけど、「母親として」みたいな表現が多いような気が。
5月5日までKindleが30%OFFで「月の教科書」は910円で買えました。こんな考え方もあるのだなと、占星術の視野を広げる意味で読んでみるとおもしろいかもです。