占星術を勉強中の@ぽんです。
トランジットのオーブについて、ずっと疑問に思っていることがあります。オーブとは、占星術上での天体の影響範囲を示す数値です。
それは「オーブが0度に限りなく近い時に強い影響が出るわけではない」のではないかということです。
トランジットのオーブの影響について、私が疑問に思っていることを書きます。
オーブをどの程度取るのか
ホロスコープを学び始めて最初に戸惑ったのが、トランジットのオーブはどの程度取るのかということです。
ネイタルでは太陽と月が関わる場合はオーブ8度、それ以外はオーブ5度が基本などと言われたりするようですが、太陽と月でなくても、オーブ8度を超えていても特質として現れているのでは?と感じることがあります。
同じようにトランジットでもオーブを広く取った方が良いのか。
しかしオーブが広すぎると、冥王星のような動きが遅い天体が影響する期間がとても長くなってしまいます。
トランジットの合はオーブ5度以内、オポジション、スクエア、トライン、セクスタイルはオーブ3度以内、その他のマイナーなオーブは1度以内などアスペクトによってオーブの範囲を設けるのが一般的なようです。
オーブ0度に近いと影響が強い?
オーブ5度以内や3度以内で影響が感じられるとして、オーブがよりタイトになった時(0度に近くなった時)に影響が最も強く出るのでしょうか?
2020年に私のASCに冥王星がコンジャンクションしました。冥王星の逆行があったので、オーブが0度でぴったり合になった時期が3回ありました。
その3回の影響を振り返ってみると
1月→特に実感なし
8月→特に実感なし
12月→どん底真っ只中
1回目と2回目のオーブ0度アタックの時は特に何もありませんでしたが、トランジット冥王星とネイタルASCのオーブが0度付近でうろちょろしていたこの1年間の間に私の人生がガラリと変わってしまいました。
オーブが0度に近づくと影響が強くなるというのは、実体験として強く感じました。
【関連記事】トランジット冥王星に影響を受けまくっている現在の私
オーブ5度以上で影響が出る時
一方で、オーブが5度以上離れてから影響が出ているケースも見受けられます。
有名人のホロスコープを見ていると、人生を変えるような大きな出来事があった時に、トランジット冥王星のオーブが5度以上離れていたというケースがありました。
友人が人生でとても辛かった時期の話を聞いてホロスコープを出したら、ちょうどトランジット冥王星がオーブ4〜5度で離れていく時期だったこともありました。
トランジット天体の影響が早く出る人もいるようですが、オーブ5度以上離れてからドカンとくる人もいるのだろうなと初心者ながらに感じています。
オーブ離れてからも影響はある
自分の体験ではトランジット冥王星のオーブが0度に近かった時に影響が出ましたが、他の人の例を見ていると必ずしも0度に近いから影響が強いのではないような気がしています。
特にトランジット冥王星は、本人も肌で実感するような大きなできごととして現れている場合が多そうなので、オーブ0度の時は何もなくても4〜5度離れてから一気にドカンとくる場合があるようです。
私はまだトランジット冥王星の打撃から抜け出せていません。これからn月t冥王星のオポジションもそろそろオーブ圏内(3度)に入ってきます。どうなることやら...。