Twitterでファイナルディスポジターについてのツイートを見かけたので、自分のファイナルディスポジターを調べてみました。
ホロスコープを勉強し始めたばかりの時に一度調べたのですが、その時は「よくわからん」で終わってしまったので、今回改めてファイナルディスポジターとはなんぞや?というところから。
私は月、水星、金星が支配星(ルーラー)回帰しているので、ファイナルディスポジターを作成すると支配星が回帰してるものはそこで終わっちまいます。
だから、支配星回帰が複数ある人は複数のディスポジターツリーができる。
ディスポジターツリーの作成結果と、ファイナルディスポジターについての読み方や捉え方を考察してみます。
ファイナルディスポジターとは
ファイナルディスポジターとは、支配星の(ルーラー)をたどってツリーを作成した時に、最後にたどり着く天体のことです。
例えば太陽が山羊座にあったとしたら
土星がある星座を調べる、例えば天秤座→
天秤座の支配星は金星
→金星がある星座を調べる、例えば牡牛座→
牡牛座の支配星は金星
===ここで終わり===
金星がファイナルディスポジター
こんな感じで、全ての天体の支配星(ルーラー)をたどってツリーを作成していきます。
こちらのhorofor.comというサイトで、ディスポジターを無料で作成することができます。
ファイナルディスポジターの読み方・捉え方
ディスポジターツリーを作成した時に、ファイナルディスポジターが1つにまとまる人もいれば、複数できる人、ループする人がいます。
例えば上の例では金星が牡牛座になっていますが、仮に金星が獅子座だった場合、獅子座の支配星は太陽となります。太陽のある星座を調べると最初の山羊座に戻るので、ループすることになります。
ディスポジターツリーの形式によって、その人の特性や考え方に違いが出ると言われているそうです。
ファイナルディスポジターが1つの天体
ツリーを作成した時に、ファイナルディスポジターとなる天体が1つになるパターン。支配星回帰が多いホロスコープの場合はツリーが複数になるけど、ファイナルディスポジターはそれぞれ1つ。
「根っこがある」という言われ方もするようですが、この場合はファイナルディスポジターの影響が強く出るという読み方をします。
ファイナルディスポジターとなる天体があるハウスの特徴と照らし合わせて考えると、目標や大切にしていること、本当に求めていることなどを考察することができます。
ファイナルディスポジターがミューチュアルレセプションになっている
ミューチュアルレセプションとは2つの天体が、それぞれ支配星になっているパターンです。
例えば射手座の金星と牡牛座の木星はそれぞれ支配星が交換される形となるため(射手座の支配星は木星、牡牛座の支配星は金星)、ディスポジターツリーを作成した時に、ファイナルディスポジターが1つにまとまらずお互いに矢印⇄となります。
ファイナルディスポジターがミューチュアルレセプションとなる場合は、2つの天体が相互作用してやや緩めの影響となります。
2つの天体同士が協力して作用したり、場合によってはどちらの天体に責任の所在があるか不明確になり、責任感のない判断になったりもするそうで。
ミューチュアルレセプションは解釈や読み方がいろいろあるようですね。
ループする
上の例に挙げたようなループするディスポジターツリーの場合は、優柔不断な面が出てきます。
ループしているツリーのイメージ通り、堂々巡りしてしまうということなんでしょうね。
回り道をする可能性もあるけど、回り道をすることで人生の目標や求めることに気づくことができるという読み方です。
支配星回帰が多い人のディスポジターツリー
私は月が蟹座、水星が双子座、金星が牡牛座で支配星(ルーラー)回帰しています。
これは私のディスポジターツリーです。
支配星回帰が複数ある・多い人の場合、支配星回帰している天体はそこでツリーがストップしてしまって続かないので、ディスポジターツリーが複数できることになります。
太陽と月が蟹座の月
双子座の水星
その他は牡牛座の金星
が私のホロスコープにおけるファイナルディスポジター。
ファイナルディスポジターが複数になる場合は、それぞれファイナルディスポジターとなっている天体にパワーがあるという読み方。
金星がファイナルディスポジターとなる天体が多かったので、金星がより強そう。でもライツのファイナルディスポジターは月なので、月を意識した方が良いのか?
牡牛座金星は4ハウスなので、地元愛や故郷愛、家庭を優美に飾ることで心の安定をもたらしそうです。
ですが、私は9ハウスがステリウム、ほぼ12ハウスに海王星があり、地元よりも遠くの国の方に興味があるのです。
【関連記事】12ハウス海王星と9ハウスステリウムの影響で遠くへ行きたい願望?
土星も9ハウスにあって、年齢を重ねれば重ねるほど海外への興味が大きくなる一方。
それと牡牛座金星はキロンと合、天王星とオポジションで傷ついていそうで、自分の金星の部分については自信を持てないでいるのを感じます。
蟹座の月は7ハウス。パートナーへの関心が大きそうなのに、パートナーに恵まれずに困っています。月に木星と冥王星がスクエアだからかな。
【関連記事】7ハウスの月で見る結婚運 月蟹座でハードアスペクトがある自分
月についてはこれまたTwitterの影響で今「月の教科書」を読み進めています。この話題はまた別途書こうと思います。
支配星回帰とファイナルディスポジター
支配星回帰が複数あると、ディスポジターツリーが複数できて、ファイナルディスポジターも複数になります。
根っこが複数あるということになって、自分でも迷いやすくなるのかも。自分自身を見るとそう思います。
以前にカラーホロスコープを作成した時も金星が一番強くて、次が月だったけど、あれはファイナルディスポジターで判断されていたのだろうと思いました。
金星と月を意識する必要があるのかもと改めて認識しなおしました。
それと個人天体に支配星(ルーラー)回帰が多いので、支配星回帰についてももう一度ちゃんと勉強しよう。