結婚や妊娠する時のトランジットのホロスコープは千差万別だと聞きます。友人や家族が結婚・妊娠した時期のアスペクトを見ても、人によって違うなと感じます。
逆に結婚でよく見られるトランジットやプログレスのホロスコープなのに、私みたいに失恋してたり...。
だから「このトランジットだから結婚!」と予測するのはなかなか難しいはずです。「今は結婚にいい時期です」とは言えるのだろうけど。
今回は私の妹が妊娠・結婚(授かり婚)した時期のトランジットを見てみたいと思います。
結婚する時期のトランジットは?
ホロスコープで結婚する時期に現れるトランジットは何度も調べましたよ。
結局は結婚の経緯や状況は人によって異なるから、このトランジットが来たら結婚!というものはあまりないようです。
でもそんな中でもオーソドックスに婚期であると言えるトランジットは、以下のようなものが挙げられます。
- 4ハウスまたは7ハウスに木星
- ICに天王星合または冥王星合
- n太陽t木星・土星・天王星・冥王星
- n月t木星・土星・天王星
- n金星t木星・天王星
- 7ハウスにプログレス月
- n金星p太陽合
- n太陽p金星合
幸運の星木星やプログレスの金星は、恋愛運の向上やパートナー運の向上でストレートに婚期と読めます。
トランジットの土星はソフト、ハードどちらのアスペクトでも、新たな責任を追うとか年貢の納め時という意味で、この時期に結婚する人は多いそう。
私の友達を見ても、確かにn太陽t土星スクエアの時期に結婚している人が結構います。
トランジット土星が効いている結婚の方が長く続く傾向があるらしい。結婚には覚悟が必要なことの現れなんでしょうね。
トランジット天王星ならスピード婚など急な展開の結婚。冥王星なら生活が180度変わるような結婚だったり。
友人でネイタル太陽にトランジット冥王星合で結婚した人もいました。同時に家を購入したので、人生における重大な変化だったのでしょう。
ネイタル太陽や月にトランジット天王星はソフトもハードも結婚の時期を表しますが、ハードの場合は離婚時期のアスペクトとも言われています。
ある人にとっては離婚の時期を意味し、ある人にとっては結婚の時期を意味するという興味深いホロスコープのアスペクトです。
妹が結婚した時期
妹が結婚したのは金星の年齢域(16歳〜25歳)です。妹の金星を見ると11ハウスで水星と合。
11ハウスに金星があると、友達のグループの中から恋人が現れるようですが、妹の場合はまさにそうで仲良しグループの一人とお付き合いしてそのまま結婚しました。
太陽は12ハウス。11ハウスの金星で見つかった相手が12ハウスの太陽の人になったということ。
妹の授かり婚のトランジット
妹は授かり婚です。妊娠が判明してそのまま結婚。20代半ばだったので、周りのお友達の中でも早い方だったと思います。
- n太陽t冥王星トライン
- n月t木星天王星トライン
- n金星t木星天王星合
- n火星p太陽合
- n月p太陽セクスタイル
ばっちり木星、天王星、冥王星のアスペクトが出来上がっていました。それも太陽、月、金星と個人天体3つ全てに対してアスペクトが出来ているので、妹は婚期だったんだろうなと想像してます。
授かり婚ということで、ネイタルの月や金星に天王星が効いています。生活や愛情関係の突然の変化!という感じですね。
ネイタル火星にプログレスの太陽合は単純に男性運の上昇なのかもしれません。一人目が男の子だったので、それもあるのかも。
プログレス月は2ハウスを進行中でした。その年のソーラーリターンでは顕著なものは見当たらなかったけど
- 太陽IC冥王星のグランドトライン
- 金星ジュノー合
あたりがそうなのかなと。ジュノーは離婚でも出てくるアスペクトのようなので、解釈が難しそうです。
自分の婚期を見てみる
妹が結婚した時期のアスペクトを参考に、私の婚期を自分のホロスコープで予想してみます。
- n金星t木星天王星合・t木星4ハウス →3年後の2024年
- n太陽t木星合・n金星t天王星合 →4年後の2025年
- n月t木星合・t木星7ハウス →5年後の2026年
時期がだいぶ先ですね。妹と同じn金星t木星天王星合の時期に婚期が訪れるといいのですが...。
そしてその1年後のn太陽t木星合は社会的な運を伸ばすトランジットにできるよう、星を活かせたらいいなと思いました。