占星術を勉強中の@ぽんです。
人生が一変するようなショックな体験を機にホロスコープに興味を持ちました。その中で気になったことや気づいたことをブログに書いています。
今回テーマにしてみようと思ったのは、ネイタル金星海王星のコンジャンクション。
私は現在ASCに冥王星合の真っ只中におりますが、衝撃的な体験のきっかけになったお相手のホロスコープにも金星海王星の合があります。
ネイタルのホロスコープは本当に性格がよく現れていると思います。自分自身のことだとあまりピンと来なかったりするけど、他人のことは客観的に見られるから「そうそう!」ということが多々。
そんな中で、金星海王星合の人の優しいと思う反面、その優しさが歪んで出ることがあるのではないかなと思ったので、書いてみることにしました。
金星海王星合は感受性豊か
ネイタルに金星海王星合(コンジャンクション)のアスペクトがあると、恋愛やお金、芸術などの金星の特徴にふわふわした海王星の特徴が組み合わさると言われています。
金星と海王星がアスペクトを取ると、感受性豊かで繊細で優しい人になる。月や金星など女性天体に海王星がアスペクトを取っていると、女性に優しい男性と想像ができます。
恋愛においてはロマンチストだったり、芸術家であれば繊細さをセンスや作品に活かすことができます。
芸術家だったら金星海王星のアスペクトはかなりほしい感じではないでしょうか。
松村潔先生の「完全マスター西洋占星術」でも
(金星海王星のコンジャンクションは)
クラシック音楽の演奏家などに多く見られる
と書かれています。
金星海王星合の歪んだ優しさ?
金星海王星合(コンジャンクション)のアスペクトが悪く出る場合は、
恋愛やお金の面で海王星の曖昧さやルーズさが際立ってしまう
と思います。
私の過去のお相手(以降彼と書きます)が金星海王星のコンジャンクション持ちでした。それも射手座の金星海王星。
勘の良い方はお察しかと思いますが、まさに異性関係にルーズという形で出ていました。
異性関係がルーズと言っても浮気性ではありませんでした。これは他のアスペクトにもよると思いますが、自分から積極的に相手を求めるようなタイプではなかったです。
そして女性に優しい人でもありました。
そんな彼は過去に、家庭がある女性と付き合っていたことがありました。女性はそのお相手との関係に悩んでいたそうで、その相談に乗るうちに男女の関係になってしまったとのこと。
「彼女がかわいそうだったから助けたつもりだった」
今思い返すと、この発言はまさに金星海王星の合っぽいなと思いました。
確かに彼は優しい人でしたが、海王星が個人天体とアスペクトを持つと
他者との境界が曖昧になる
他人の痛みに敏感になる
と言われたりします。彼女が悩んでいて不憫だから、自分が浮気相手になってそばにいることで彼女を救えるという考えなのでしょうか。
それが優しさだと思っているのだとしたら、その優しさは歪んでいると思ってしまうのは私だけでしょうか...。
結局、その女性は家庭を裏切ることができず彼に別れを告げ、彼はあっさり別れを受け入れたそうです。
彼女が本当にそれを望んでいたのかはわかりません。女性的な立場から言うと、本当は彼に引き止めてほしかったのではないかなと思わなくもないです。
彼は優しさから手を差し伸べたつもりだったけど、結局は誰のことも救ってないし、彼女を傷つけただけです。そして、その話を聞かされた私のことも少なからず傷つけています。
そういった意味では真の優しい人ではなかったのかもしれません。
彼は自分の行いが人を傷つけたことには目を瞑っていました。それを認めたら自分が傷つくから、繊細すぎるから見て見ぬ振りをしていたのか...。
自分が傷つきたくないがために人を傷つけてしまう。
金星海王星の合はそんなこともしてしまうアスペクトなのかなと感じました。
金星海王星のアスペクトを使いこなす
金星海王星合(コンジャンクション)の悪い点を書いたみたいになってしまってすみません。
これはあくまでも私の経験からそう思っただけで、金星海王星合の人が必ずしも同じような考えを持っているわけではないと思います。
また、金星海王星合やハードアスペクトの人は反対に優しいが故に恋愛で傷つく体験をする人もいるようです。
芸能人だと中谷美紀さん、堺雅人さん、木下優樹菜さんがこのアスペクトを持っているみたいですが、中谷美紀さんは長い不倫恋愛にこのアスペクトが影響していそうです。
金星海王星の合は、芸術面でその繊細さや感受性の豊かさを発揮すると良いのだと思います。
私が好きな音楽家が、山羊座に金星海王星のコンジャンクションを持っています。
彼の演奏を聴いていると、金星海王星合が持つ繊細さと独自のセンスが演奏にバッチリ現れている気がします。星をうまく使うってこういうことなんでしょうね!