私は9ハウスに天体が多いです。9ハウスステリウムと呼ばれるやつです。
9ハウスは哲学や宗教、海外などを意味するハウスと言われています。天体が多いハウスはそのハウスの特徴に強い影響が出るされるようですが、私の場合は「海外」が色濃くでた気がします。
9ハウスがステリウムの私と海外の関係について考察してみました。
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ステリウムとオーバーロード
9ハウスにあるのは木星、冥王星、土星。8ハウスのかなり終わりに火星があるので、5度前ルールを適用すると火星も9ハウスに入り、強い天体が9ハウスにいます。
1つのハウスに3つ以上天体が入っていることを「ステリウム」と言います。私の場合は9ハウスのステリウムで9ハウスが強い。
ちなみに、1つの星座に天体が多いことは「オーバーロード」と言います。私の場合は冥王星、土星、火星が天秤座なので、天秤座はオーバーロード気味。
ステリウムならそのハウスの特徴を感じる経験があったり、オーバーロードならその星座の特徴が強く出たりするようです。
9ハウスステリウムと海外
私の場合は9ハウスの「海外」というキーワードに心当たりがありました。
中学生くらいから海外に対しての漠然とした憧れみたいなものがありました。
ただ「留学したい!」ほどの強い思いはなく、テレビで海外の映像を見ると興奮するとかその程度。
大学生になって海外の文化に触れる機会が増え、海外への興味は増しました。初めて海外に短期留学しました。
そこから海外旅行が好きになりました。大学生の卒業旅行は海外、社会人になってからは毎年のように海外一人旅に出かけていました。
海外での体験が自分にとって特別なような気がしていました。新しい扉を開けるようなそんな感覚。
好きなテレビ番組は「世界の車窓から」と「世界遺産」で、DVDも買うほどでした。
その頃は自分が海外が好きだとは思いませんでしたが、この話を友人にしたら「それは海外相当好きでしょ」と言われて、自分は海外が好きなんだなと気づきました。
社会人生活を経て、海外に長期で行くことを決意。プログレスの月が9ハウスにやってきた時に、仕事をやめて長期の海外留学をしました。
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幼少期の記憶と海外
中学生よりさらに遡って幼少期の記憶を辿ってみると、海外に関連することと言えばクラシック音楽を習っていたことだと思います。
クラシック音楽は4歳から15年くらい習っていて、CDでよく海外のピアニストの演奏を聴いていました。
子供の頃は「海外だから」クラシック音楽に惹かれたなどではなく、音楽を通じて自然と世界の演奏を聴いて触れることができた。そんな感じです。
今はもう演奏はしていませんが聴くことはまだ好き。私の人生にはずっとクラシックがものすごい脇役、でも重要な脇役としていてくれているような気がします。
9ハウスの天体
私の9ハウスにあるのは木星、冥王星、土星。そして、8ハウス終わりに火星。強い惑星が9ハウスに多いのです。
木星が入っているから海外との相性は良さそうでいい経験もできそう。確かにかけがえのない経験がたくさんできました。
ただし、冥王星が入っているおかげで海外経験は一度破壊されます。
実際とても衝撃的な形で海外経験が破壊されました。この先再生されることがあるのか、再生を願うばかりです。
土星が入っているので困難が生じそうに見えるけど、私の感覚では海外留学するのが年齢的に遅かったのがこの土星の影響ではないかと思うのです。
海外での生活はもちろん大変なことが多かったので、それもあるのかもしれないけど。
9ハウスに水星が入っていれば言語の習得は得意だったのかもしれないですが、残念ながら言語の習得はそこまで得意ではありませんでした。
9ハウスのステリウムを活かす
いくつか鑑定を受けて鑑定士さんには、9ハウスを活かした方がいいと言われました。
9ハウスに強い天体が多いので、海外に関しての仕事をするとかもう一度海外に行くとか。土星はもっと年齢が上になってからより濃く出てくるらしく、さらに年齢を重ねると海外への興味が増す可能性もあるそうです。
海外経験が冥王星で破壊された実感はとてもあり、海外に関する挑戦はまたしたいと思っています。悩みは海外経験が全く何にも活かせてないこと。
おそらく、ステリウムとなっているハウスを使いこなすには克服しなければいけない何かがあるのだと思いますが、それは今後自分で体験しながら勉強していきます。
現在はASCにトランジット冥王星合で海外経験というより人生そのものが破壊された状態で、まだ心の傷が癒えていないので少しずつ前を向いてから...。